任天堂 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 7兆5341億 円
銘柄コード 7974(市場第一部(内国株))

任天堂は京都市南区に本社をおく日本の代表的なゲーム企業。
1889年に山内房治郎が、京都市下京区にて花札の製造を開始。
1902年、日本初のトランプ製造に着手し、1947年株式会社丸福として会社設立。
1973年業務用レジャー・システム「レーザークレー射撃システム」を開発。
1980年には携帯型ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」、1989年「ゲームボーイ」、1990年「スーパーファミコン」などを発売。

企業概要

任天堂は子会社27社及び関連会社5社を傘下に持ち、ホームエンターテインメントの分野で娯楽製品の開発、製造及び販売等を事業としている。

任天堂グループの主な製品は、コンピューターを利用した娯楽機器である「ゲーム専用機」とトランプ・かるた等に分類され、「ゲーム専用機」とは、携帯ゲームやホームコンソールゲームのハードウェア及びソフトウェアであり、任天堂及び関係会社が開発し、任天堂で製造し、主に関係会社が国内外で販売している。

経営方針・経営指標

任天堂グループは、「人々を笑顔にする娯楽をつくる会社」として、健全な企業経営を維持しつつ新しい娯楽の創造を目指し、事業展開では、世界のユーザーへ、かつて経験したことのない楽しさ、面白さを持った娯楽を提供することを最も重視している。

任天堂グループは、常に新しい楽しさと面白さを持った商品やサービスの提供を追求し、継続性のある健全な成長と利益の増加による企業価値の向上を目指している。

また、取扱商品・コンテンツは娯楽品であり、その特性から研究開発に不確定要素が多く、さらには競争の激しい業界であることから、柔軟な経営判断を行えるように特定の経営指標を目標として定めていない。

経営戦略と経営環境

任天堂グループを取り巻く市場環境においては、インターネットやソーシャルメディアの発展が世界中の人々のライフスタイルを大きく変化させ、スマートデバイスの普及を背景に、「ゲーム人口」は任天堂グループの過去の取り組みの枠を超えて急速に拡大している。

このような環境変化の中で、任天堂グループは、ハードウェア・ソフトウェア一体型の商品開発に加え、任天堂IP(ゲームのキャラクターや世界観等)を自らの強みとしてとらえ、任天堂グループのエンターテインメントをこれまで以上に幅広い顧客に届けることを目指している。

任天堂グループは、この「任天堂IPに触れる人口の拡大」を基本戦略とし、遊べば圧倒的に面白く、かつ一目で面白さが伝わる独創的な商品やサービスの企画開発に取り組む。

また、任天堂IPの積極的な活用を進め、任天堂が取り組む娯楽の領域や規模の拡大を目指すとともに、ニンテンドーアカウントを活用したビジネスを推進し、顧客との長期的なつながりの構築を目指す。

この基本戦略をベースとして、ゲーム専用機ビジネスでは、これからも経営の中核とし、年齢・性別・過去のゲーム体験を問わず、誰もが楽しめる商品やサービスを提案することへの挑戦を続けていく。

対処すべき課題

基本戦略である「任天堂IPに触れる人口の拡大」は、ゲーム専用機ビジネス以外の分野でも進めていく。

その1つの取り組みがモバイルビジネスで、世界中に広く普及しているスマートデバイスを通して、顧客と任天堂IPの接点をつくることで、事業領域の拡大を目指していく。

このほか、IP展開ビジネスでは、任天堂のキャラクターをテーマパークや映像コンテンツ、キャラクターグッズ等、パートナー企業様との提携を通じて他分野に展開することで、顧客の日常的な生活空間の中においても任天堂IPを目にする機会を増やし、競争力の源泉となる任天堂IPの価値を高めることを目指していく。

これらの取り組みにより、世界中の顧客に多方面から任天堂IPをアピールすることで、ビジネスのあらゆる可能性を追求し、任天堂の持続的成長と企業価値の向上を目指していく。

今後も時代に合わせて柔軟に自らを変化させ、「娯楽は他と違うからこそ価値がある」という「独創」の精神を大切にし、顧客に良い意味で驚いていただける商品やサービスを提供し続け、社業の発展に努める。