アイキューブドシステムズ 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 221億1200万 円
銘柄コード 4495(マザーズ(内国株))

アイキューブドシステムズは福岡市中央区に本社を置く企業。2001年9月に「アイキューブドシステムズ」を設立。主な事業として、CLOMOサービスとSECURED APPsサービスを展開。「ITをもっと身近に」をミッションとして、最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングを用いることで創り出すことを目指す。


事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

株式会社アイキューブドシステムズは、福岡県福岡市に本社を置く、ライセンス販売事業を行う企業。2001年に、佐々木勉氏によってクラウドを利用したITソリューションの提供を目的として設立された。ライセンス販売事業、法人モバイルアプリにおけるMDM(モバイルデバイス管理)サービスの展開を行う。

事業内容

アイキューブドシステムズが提供するマネジメントサービスは、法人の情報関連部署においてモバイル端末等を一元管理・運用するMDMサービスであり、モバイル端末の利用常態の可視化、機能設定・制限、セキュリティ対策(紛失・盗難、ウイルス対応)の機能をライセンスとして提供するとともに、モバイル端末向けのアプリケーションのライセンスも販売している。

サービスを主に販売代理店を通して最終ユーザーである法人等の顧客に販売し、利用ライセンス数に応じたライセンス料を得ている。また、販売顧客に対するサポートサービスやユーザー会を行っている。

経営方針

「イノベーション(i)を3乗(Cube)する」という思いを社名に冠し、「ITをもっと身近に」をミッションとして、最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングを用いることで創り出すサービスがそれぞれの企業活動に革新をもたらし、人々の生活をより豊かな方向へ導いていくイノベーションの連鎖を生み出すサービスの創造に挑戦している。

また、「笑顔をつくるソリューションカンパニー」というビジョンを掲げ、笑顔の多い、より良い社会を実現するために、未来にふさわしい新たな価値づくりに貢献することを目指している。

経営指標

『CLOMO』の導入社数、ライセンス継続率を指標としている。

経営環境と戦略

主軸事業である「CLOMO事業」は、モバイル端末管理市場に属しており、B to BのSaas事業を提供している。今後の動向としては、法人のスマートフォン導入加速と、フィーチャーフォンからスマートフォンへの変更、PHSのサービス収量に伴う医療機関でのスマートフォンの導入によって、モバイル端末の出荷数の増加が見込まれる。ビジネスモデルとしてのサブスクリプションビジネスは、多額の設備投資や煩雑な事務処理を少額の利用料と簡易的な事務処理へ変化させることでニーズは世界に広がっている。

また、昨今の働き方改革や、新型コロナウイルス感染症の影響によって、企業におけるテレワークへの関心が高まり、問い合わせが増加している。さらに、モバイル端末管理市場はPCのSIM対応によるMDMのPC管理市場への進出やIoT市場でのセキュリティ強化によって市場拡大の可能性がある。

アイキューブドシステムズは、携帯電話販売会社である株式会社NTTドコモとの協業を中心として大きく顧客数を伸ばしている。今後については、「CLOMO事業」の拡大に経営資源を集中することが重要と考えて、5点の特徴および強みを活かして企業価値の向上を図る。

「統合的な一貫体制」、「独立的で制限のない販売戦略」、「低コストの収益構造」、「サブスクリプションビジネスによる収益の安定性」、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響」を踏まえて、企業価値の向上を行う。

経営課題

「売上の拡大」、「組織人員体制(開発体制)」、「研究開発」、「品質保証体制の強化」。「カスタマーサクセスの体制構築」、「従業員の意欲、能力の向上」を挙げている。


2020年6月期 有価証券報告書(提出日:2020年9月25日)