ウィルズ 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 193億600万 円
銘柄コード 4482(マザーズ(内国株))

事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

株式会社ウィルズは、東京都港区に本社を置くITサービス企業。2004年に、インベスター・ネットワークス株式会社として杉本光生氏によって設立された。2005年にIR活動支援ツール「IR-navi」をリリースし、議決権行使結果回収システムをはじめとした数々の上場企業と投資家を繋ぐ技術において特許を取得。2018年、アレックス・ネット株式会社を吸収合併。2019年12月に東京証券取引所マザーズに株式上場をしている。

事業内容

株式会社ウィルズは、「MAXIMIZE CORPORATE VALUE」をスローガンに、「上場貴魚と投資家を繋ぐことにより効率的な資本市場の実現と上場企業の企業価値最大化を支援すること」をミッションとして掲げ、3つのサービスを提供している。

プレミアム優待倶楽部

『プレミミアム優待倶楽部』は「ポイント制株主優待」と株主の「電子化」を組み合わせたサービスである。主な収益は、ストック型のシステム利用料と企業毎に異なる商品交換期間に発生する株主優待ポイントの利用郎で構成されている。

IR-navi

『IR-navi』は、ウィルズ創業来の基盤サービスであり、281社の上場企業へ提供している機関投資家マーケティングプラットフォームである。

ESGソリューション

『ESGソリューション』は、統合報告書やアニュアルレポートなどの投資英とのコミュニケーションツールを企画、政策するサービスである。ウィルズがサービスを提供した企業はWICIジャパンによる統合報告優良賞の同時複数受賞など多数の章を受賞していることが、提供サービスの品質に対する評価に繋がり、安定的な顧客基盤を有している。

経営方針

ウィルズは、「MAXIMIZE CORPORATE VALUE」をスローガンに、「上場貴魚と投資家を繋ぐことにより効率的な資本市場の実現と上場企業の企業価値最大化を支援すること」をミッションとして掲げる。

会社として、世界中の上場企業、機関投資家および個人投資英がインターネットを経由してインタラクティブに情報の取得・交換を行うことで効率的な資本市場が形成されるものと考えており、ミッションを果たすべく、『IR=navi』、『プレミアム優待倶楽部』、『WILLsCoin』の提供に注力しつつ、株主総会プロセスの電子化ならびに電子議決権行使プラットフォーム事業『WILLsVote』を拡大させていく。

経営戦略

経営資源を『プレミアム優待倶楽部』、『IR-navi』の拡販および『プレミアム優待倶楽部PORTAL』の利用拡大へ集中させ、上場企業の顧客基盤を背景に、2019年以降の会社法改正に伴って電子化が可能になる電子招集通知を普及させるべく、システム開発の準備を行っている。また、上場企業へのネットワークを有する他社との版ビア提携を推進し、『プレミアム優待倶楽部』の導入企業を増やすとともにシェアの拡大を目指す。

経営指標

売上高成長率、営業利益およびROICを銃ような経営指標として重視している。売上高成長率は、現段階においては事業規模が大きくないことから、収益性の向上と同様に重視している。営業利益率は、業務効率化・適正化により売上原価率や販管比率の改善を行う指標として重視している。

ROICは資金調達コストを超過する収益に繋がる成長投資を継続的に行えているか、株主・債権者に対する収益期待に応え、単年度のみならず中長期的な企業価値向上に資する成長ができているか検証を行う指標として重視している。

経営課題

対処すべき課題は、5つ挙げられている。

優秀な人材の採用と育成

事業拡大のためには、既存サービスの商品知識に加え、株式市場の理解を深め、新たなっ客ニーズを発掘できる人材の確保が重要となる。専門性の高い人材を採用するだけでなく、採用した陣z内に対しては、OJTによる人材の早期戦力化および座学の教育を通した、金融市場への理解促進に取り組んでいる。

システムの安定性向上

顧客に対してインターネット上のサービスを提供することから、システムの安定稼働は必要不可欠となっている。実現のため、顧客動向およびアクセス数増加に伴いサーバー増強等を考慮したシステム構築や設備投資を行っていくことが重要であると考えており、引き続きシステムの安定性の確保および効率化に取り組んでいく。

情報管理体制の整備

サービスの過程で、機密情報や個人情報を取り扱うため、情報管理の強化は重要事項の1つと認識している。「個人情報保護規程」および「情報セキュリティ規程」に基づき管理を徹底しているものの、引き続き社内教育や研修の実施を行うことで質を強化する。

コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理大使江の強化

ウィルズは成長段階にあり、コーポレート・ガバナンスの更なる強化と業務運営の効率化やリスク管理体制の強化が重要な課題となっている。営業管理体制やバックオフィス業務体制の整備を推進し、また同時に経営の公正性や透明性を確保するための内部統制の強化に取り組む。

新規事業の立ち上げについて

企業価値を向上させていくためには、事業規模の拡大と収益源の多様化を図っていくことが必要と考え、積極的な新規事業の立ち上げが課題と認識している。すでにブロックチェーンを活用した株主優待共通コイン、電子議決権行使などの株主管理サービスの提供を開始しているが、継続的にビジネス創出に挑戦する。


2019年12月期 有価証券報告書(提出日:2020年3月31日)