多くのテックジャイアント企業と同様、世界2番手のチャレンジャーバンクであるN26も、企業としての社会的責任がより一層問われるフェーズに差し掛かっている。 全世界で700万人のユーザーを抱え、創業から10年と経たずに約888億円の資金を調達したユニコーン企業が直面している、次なる課題。規制当局との衝突、従業員との摩擦、そして世界を襲ったパンデミックを乗り越え、「21世紀の銀行」の座を手にすることはできるのだろうか。
競合ひしめくチャレンジャーバンクの世界で、世界2番手の位置を占める、ドイツ発のデジタルバンク「N26」。全世界で700万人のユーザーを抱え、創業から10年と経たずに約888億円の資金を調達したユニコーン企業だ。 なぜ彼らは「21世紀の銀行」としてのポジションを着々と築き上げられているのか?「ライフスタイル・ブランド」としての哲学をもとに磨き上げてきたUX、それを支えるプラットフォーマーとしての事業モデルに迫る。
「産業を変革するのは、伝統的なプレイヤーではない」 投資銀行でファーストキャリアをスタートさせたものの、即座に退職し、フィンテックスタートアップの世界へと足を踏み入れた、とある起業家の言葉である。