Zscaler, Inc. 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 418億253万8000 ドル
銘柄コード ZS(NASDAQ)

事業内容とビジネスモデル

企業概要

Zscaler, Inc.(ゼットスケーラー)は、米国カリフォルニア州に本社を置く、世界最大級のクラウド型セキュリティサービスを提供する企業。ユーザが接続する場所や方法、さらには、アプリケーションが存在する場所に関係なく、高速かつ安全な接続を可能にするサービスを提供している。

Zscalerは、2007年にJay ChaudhryとK. Kailashによって設立された。2018年3月に新規株式公開(IPO)を行い、1億9,200万ドルの調達に成功した。 2019年度の総収入は2億4,200万ドルであった。

どこに住んでいても、高速で安全で信頼性の高い情報に対するアクセスを可能にすることをミッションとしている。

Zscalerは、クラウドトランスフォーメーションを進めたいと考えている企業、グローバルに拠点を展開する企業、セキュリティガバナンスを強化したい企業に最適なサービスを提供している。2019年7月31日現在、フォーブスグローバル2000に選出されている企業を400社以上を含み、3,900社以上の顧客がサービスを利用している。Zscalerがサービスを提供している企業は、航空・運輸、消費財・小売、金融サービス、医療、製造、メディアと通信、公共部門と教育、テクノロジーと通信サービスなどの業界に属している。

2019年度のZscalerの収益の約51%は米国外の顧客からのものであり、米国企業以外にもサービスを展開しているグローバル企業である。

製品・サービスの特徴

すでに多くの企業が、重要なIT関連の資産をクラウド上に移行しており、クラウドファーストのセキュリティが求められるようになっている。Zscalerのクラウド型セキュリティサービスは、各支店からのトラフィックを中央のデータセンターにルーティングして、セキュリティスキャンとポリシーの実施を行った後に、クラウドにアクセスする従来の「ハブ・アンド・スポーク」型の企業境界とは大きく異なるものである。

Zscalerのクラウド・セキュリティサービスは、組織のユーザーとデバイス、そしてインターネットの間に配置され、トラフィックを検査することが可能である。これによって、顧客は自社のセキュリティ度合いに応じたセキュリティポリシーをクラウド上に設定することができ、ユーザーがどこで、どのようなデバイスを用いてアプリケーションを利用するにしても、一貫したレベルのセキュリティを適用することができるようになっている。

Zscalerは、クラウド型セキュリティソリューションである「Zscaler クラウド型Webセキュリティソリューション」とWebセキュリティソリューション「Zscaler Internet Access(ZIA)」を中心としたサービス(プラットフォーム)を提供している。

たとえば、Webセキュリティソリューションである「Zscaler Internet Access(ZIA)」を使えば、企業のセキュリティーポリシーを維持しながら、「Office 365」「G Suite」などのクラウドサービスへの高速なアクセスが実現する。インターネット通信のトラフィックを直接「Zscaler インターネットアクセス」に向けることで、アクセス制御や脅威対策、データ保護機能を利用したセキュアなインターネット利用が可能となる。また、Zscaler Internet Accessを使えば、クラウドサービス利用のトラフィック増加による回線コストや設備負荷の低減も期待できる。世界中の150拠点にデータセンターがあることから、Zscalerのサービスを利用するすべてのユーザは、どこから接続する場合であっても高速のローカル接続ができることが特徴となっている。