花王【4452】 プライム(内国株式)

コンシューマープロダクツ事業ではハイジーン&リビングケア、ヘルス&ビューティケア、ライフケア、化粧品を展開し、ケミカル事業では化学製品の製造・販売を行う。

花王【4452】 プライム(内国株式)

コンシューマープロダクツ事業ではハイジーン&リビングケア、ヘルス&ビューティケア、ライフケア、化粧品を展開し、ケミカル事業では化学製品の製造・販売を行う。

事業内容

花王は、主にコンシューマープロダクツ事業とケミカル事業の製品の製造・販売を行っています。これに関連するサービス業務も展開しています。花王グループは、111の子会社と7つの関連会社で構成されています。

コンシューマープロダクツ事業は、ハイジーン&リビングケア、ヘルス&ビューティケア、ライフケア、化粧品の各事業に分かれています。国内では、花王グループカスタマーマーケティングやニベア花王、カネボウ化粧品などが主要な会社です。

海外では、花王(中国)投資有限公司やKao USA Inc.、Kao Germany GmbHなどが主要な会社として活動しています。これらの会社は、各地域での製品の製造・販売を担当しています。

ケミカル事業では、国内では花王クエーカーや昭和興産が主要な会社です。海外では、Kao Chemicals EuropeやKao Corporation, S.A.などが活動しています。これらの会社は、化学製品の製造・販売を行っています。

その他の事業としては、花王ロジスティクスなどがあり、物流やその他のサービスを提供しています。国内外での事業展開を通じて、花王は多様な製品とサービスを提供しています。

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経営方針

花王は、「豊かな共生世界の実現」を掲げ、ESG視点での製品開発を推進しています。企業理念「花王ウェイ」を基に、清潔・美・健康の領域で130年以上にわたり事業を展開。2009年には「環境宣言」を行い、2019年にはESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を発表し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。

花王の長期経営戦略は、2030年までに「グローバルで存在価値のある企業」を目指すことです。環境面ではカーボンネガティブを目指し、社会面ではパーソナライズを進め、ガバナンスを強化。最小限の資源で最大の価値を生み出す「Maximum with minimum」を指針に、持続的な成長を追求しています。

中期経営計画「K27」では、ROICやEVAを主指標とし、利益率と市場シェアの向上を目指しています。スキンプロテクションや化粧品事業のグローバル展開を強化し、ケミカル事業では海外市場での成長を推進。安定収益領域からのキャッシュフローを活用し、成長ドライバー領域への投資を進めています。

花王は、ポストコロナの経済環境においても、社会課題の解決に注力。循環型モデルへの転換を図り、無駄のない製品開発を推進しています。構造改革と成長戦略を軸に、グローバル化を進め、戦略的なポートフォリオマネジメントを実施。M&Aや事業再編を通じて、長期的な価値創造を目指しています。