PR TIMES 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 361億600万 円
銘柄コード 3922(市場第一部(内国株))

本社は東京・南青山。2005年設立。
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営。
オンライン上で話題化を図るデジタルPRの戦略立案・実施や、キャンペーンの効果測定に使える「WEBクリッピングサービス」の提供、ソーシャルメディアユーザーのためのモニターサービス「conecc」、ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」、カスタマーリレーションサービス「Tayori」も運営。

事業の内容

PR TIMESグループは、株式会社PR TIMEおよび連結子会社であるマッシュメディアの2社で構成されている。「PR TIMES」の提供を事業の中核として、企業と生活者をニュースでつなぐプラットフォーム事業を展開している。

「PR TIMES」の利用企業は、「PR TIMES」上で新製品やサービスの発表、イベントやキャンペーンの告知、業績動向などのニュースを広めることで、高い投資効果を見込むことができる。

PR TIMESグループの提供サービスは、「PR TIMES」、プレスリリース関連サービス、広告その他サービスに分類される。最後の広告その他サービスについては、株式会社マッシュメディアによって「IROIRIO」、「isuta」、「TECHABLE」など、生活者向けのニュースメディアが運営されている。

プレスリリース配信事業の概要

今日では、ウェブメディアが急速に増大し、メディアとは無縁だった多くの企業も、ニュースで生活者とつながるという新たな機会を得ている。メディアのデジタル化や通信インフラの整備などにともない、情報流通量は増え、検索エンジンやSNSなどにより、生活者の情報接触行動の多様化はますます加速している。

このような環境の中、株式会社PR TIMEは世の中に驚きを与える新製品やイベントが日々発表され、そのニュースが相応に生活者へ伝わり、さらにみんなで共有して楽しまれるプラットフォームを目指している。そして、中核サービスである「PR TIMES」において、利用企業がプレスリリ―スを掲載できるほか、メディアの記者や編集者などへ報道向け素材資料として配信することもできる。加えて、「PR TIMES」が業務提携するウェブメディアやニュースアプリへ転載する機能も提供している。

「PR TIMES」では、クライアントからパブリシティの依頼を受け、顧客商品・サービスについての情報をプレスリリースとして配信している。

また当サイトだけでなく、産経ニュース、YOMIURI ONLINE、朝日新聞デジタル、毎日新聞Web、時事ドットコム、iza、東洋経済ONLINEなど月間1億PV以上の大手メディアと1000万PV以上のサイト25媒体を含む全業界対象メディアや、業界特化メディア、コラムメディアに転載している。またFacebookやツイッターにすべてのリリース情報をカテゴリ別に投稿し、リリース情報を更に拡散しているのも特徴である。

「PR TIMES」の主要機能は、サイトへの掲載、メディア(雑誌、新聞、Webサイト、フリーペーパー、テレビ、ラジオなど)への配信、提携メディアへの転載に大別される。

また収益モデルについては、主に「PR TIMES」サイトでプレスリリースを配信する利用企業より一定の利用料金を収受している。プレスリリース1件あたり3万円の従量課金プランのほか、プレスリリースの利用機会が多い企業向けに月額固定の定額制プランがある。収益は概ねプレスリリース件数に比例し、サービス利用効果は、「PR TIMES」サイトの PV数や提携メディア数に連動する。メディアと生活者のアクセスを増大させるために、魅力的な利用企業、プレスリリースを多く集積することが肝要だが、加えてプレスリリースのコンテンツ価値の向上や波及効果の拡大につながる施策を実施している。

また、一部の利用企業において、効果向上や業務効率化のためのプレスリリース関連サービスも提供している。なお関連サービスは、プランニングサービス、原稿制作サービス、クリッピングサービス(広告効果リサーチサービス)、広告その他サービスとなっている。

対処すべき課題

PR TIMESグループが対処すべき課題は主に3つあるとしている。

まず、「継続的な成長」である。PR TIMESグループでは、「PR TIMES」を社会インフラとして成長させることが使命であると考えている。そのため、情報発信する企業や団体、提携するメディアを増やし、生活者にとって質の高い情報を届けられるよう、安定的なシステム運用と、継続して利用いただける顧客対応が重要であるとしている。

次に「収益基盤の強化」である。主力事業の「PR TIMES」に加え、PR効果測定ツール「Webクリッピング」、プロジェクト管理ツール「Jooto」、カスタマーサポートツール「Tayori」のユーザー数は堅調に推移している。引き続き規律のある投資と業績管理を行い、第2、第3の収益事業として成長させていく方針だ。

最後に「内部管理体制の強化」である。PR TIMESグループが健全に成長を続けるには、コーポレート・ガバナンスと内部管理体制において、一層の強化が必要であるとしている。