ビーグリー 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 86億3400万 円
銘柄コード 3981(市場第一部(内国株))

株式会社ビーグリーは東京都港区北青山に本社をおく企業。2004年設立。2008年、iPhone3Gの日本発売と同時にコミックアプリを配信開始。2011年にはスマートフォン向けコミック配信サービス「まんが王国」を開始。2013年には漫画に特化したクラウドファンディングサービス「FUNDIY」を開始。新作から名作まで充実したラインナップと毎日読める手頃な価格設定とポイントプログラムを展開。


事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

株式会社ビーグリーは、東京都港区に本社を置くエンターテインメント企業。2004年に日本における携帯コンテンツ市場開拓を目的に、株式会社ビービーエムエフ(旧ビービーエムエフ)として設立。2006年にフィーチャーフォン向けコミック配信サービス『ケータイ★まんが王国』を開始。2011年にスマートフォン向けコミック配信サービス『まんが王国』を開始。2014年に商号を株式会社ビーグリーに変更。2017年に東京証券取引所マザーズに株式を上場。2018年に東京証券取引所第1部へ上場市場を変更。同年に無料マンガアプリ『コミックevery』を開始。

事業内容

ビーグリーは、インターネット上でクリエイターのコンテンツ・プロダクトを配信するサービス、及び環境を提供する「コンテンツプラットフォーム事業」を展開している。

主力事業は、スマートフォンやタブレット、PCで手軽に漫画が楽しめるコミック配信サービス『まんが王国』である。2006年のサービス開始以来、コミック単行本換算で累計11億冊ダウンロードを超え、会員数は350万人を突破している(2020年3月時点)。主に直接営業によりライセンサーから利用許諾を獲得しているのが特長で、ライセンサーとの直接の繋がりを活かしたオリジナルコンテンツの制作にも力を注いでいる。

電子書籍ビジネスでは、この他にも無料マンガアプリ『コミックevery』や、電子小説サービス『ノベルバ』を展開しているのに加え、ゲームビジネスやその他ビジネスも行っている。

経営方針

ビーグリーは、「固定観念にとらわれる事なく、新しい発見と進歩を求め続ける」を理念に掲げ、「クリエイターとファンを繋ぎ、新たな価値を創造する」をミッションとしている。

経営指標

経営方針に基づき、売上高及び当期純利益、また株主重視の観点から株主資本当期純利益率(ROE)をそれぞれ重要な指標と考えている。

経営環境

コミックを中心とする電子書籍市場は、ユーザーの拡大と平均購入量の増加が続いている。課金や広告でマネタイズするマンガアプリも拡大しており、出版社の自社アプリも増加している。今後も電子書籍及び電子コミック市場の拡大が続くものと予想される。しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって、市場が徐々に飽和していくことも想定される。

経営戦略

こうした市場環境の下、ビーグリーはオリジナルコンテンツの創出や、独占先行配信タイトル等による品揃え及び編集機能の強化を進めている。また、未契約ライセンサーとの許諾獲得にも力を注ぎコンテンツ拡充に繋げている。今後は『まんが王国』を含む電子書籍ビジネスのさらなる拡大や差別化に加え、ゲームビジネスやその他ビジネスも積極的に展開していく方針である。

対処すべき課題

ビーグリーでは、「グローバルで通用するコンテンツプロデュースカンパニー」を目指し、対処すべき課題として以下の施策に取り組んでいる。

『まんが王国』の差別化

無料で閲覧可能な「じっくり試し読み」の充実、自社開発ビューアによる使いやすいUXの提供、独自目線による優良タイトルの掘り起こし、決済手段の多様化等を進めている。また、オリジナルコンテンツの創出にも積極的に取り組んでいる。

新サービスの立ち上げ及び育成

主力の電子書籍ビジネスの他、ゲーム等エンターテインメント領域での事業拡大を進めるとともに、オリジナルIPの創出にチャレンジしている。

サービス・企業認知度の向上

認知度及びコーポレートブランド向上のため、費用対効果を重視したプロモーション広報活動を積極的に推進している。

有能な人材の育成と確保

経営理念に沿った評価制度の施行、その運用の徹底及び継続的な改善並びにインセンティブ制度を含めた人事制度全般の充実を図っている。また、積極的な採用活動、教育制度の充実を図り、組織でフォローアップできる体制の構築に取り組んでいる。


2019年12月期 有価証券報告書(提出日:2020年3月27日)