マイクロソフトの3倍
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Appleは27日、2020年10〜12月期決算(1Q)を発表した。
- 売上高は前年比21%増の1,114億ドル
- 営業利益は同じく31%増の335億ドル
- 一株当たり利益(希薄化後)は過去最高の1.68ドル(前年比35%増)
販売が後ろにずれ込んだこともあるが、iPhone売上が656億ドル(前年比17%)と好調。サービス収入は158億ドル(同24%増)、ウェアラブルなどが130億ドル(30%増)とそれぞれ牽引している。

新型チップで評判の良いMac売上は87億ドル(前年比21%増)、iPadも84億ドル(同41%増)と好調。足元の環境は、全体としてAppleにはプラスに作用したようだ。
地域別では中華圏向けが57%増の213億ドルに急増。米中摩擦どこへやらである。欧米向けも二桁%の増収となり、日本向けは33%増の83億ドルにのぼった。
3か月間に稼いだ営業キャッシュフローは388億ドル(前年比27%増)にのぼり、マイクロソフト(125億ドル)と比べても3倍を超える大きさがある。Appleにとってピークシーズンだとはいえ、信じられないような規模だ。