巨大で競争の激しい米ペット産業
Strainer
米国のペット産業は巨大だ。
APPA(American Pet Products Association)によれば、1994年の米国ペット市場は170億ドルだった。2020年には990億ドルに拡大する見込みである。
特に多いのは犬と猫。米国の場合、1.3億世帯中8,490万世帯が何らかのペットを飼っており、犬は6,340万世帯、猫は4,270万世帯が飼っている。まさにペット大国だ。
ペットが増えているとなれば、それに対応して必要になるのがペットフードだ。ここに目をつけて急成長した会社が「Chewy」である。
Chewyは2011年、弱冠26歳(当時)の起業家ライアン・コーエンが創業。それから数年で代表的な通販サイトとなり、2017年には33.5億ドルで買収された。
米国のペット通販はAmazonやウォルマートが目を光らせる。その中でChewyがどう成長を実現したかは、多くの社会人にとって参考になるはずだ。
昨日の記事で前編を公開したので、是非チェックしていただきたい。