ロケットラボ、加入者250万人の衛星通信イリジウムを買収へ——ロケット会社が「宇宙で稼ぐ側」に回る
決算資料より
ロケットを打ち上げる会社が、衛星通信の老舗を丸ごと手に入れようとしています。米ロケットラボが発表したイリジウム・コミュニケーションズの買収は、宇宙ビジネスの主戦場が「宇宙に行くこと」から「宇宙で稼ぐこと」へと移り始めたことを象徴する一手です。
決算説明会で創業者のピーター・ベックCEOは「宇宙アプリケーション時代の幕開けへようこそ」と高らかに宣言しました。打ち上げサービスと衛星製造に続く第三の柱を、ゼロから育てるのではなく買収によって一気に取り込もうという大胆な決断です。