2026年07月10日 14:37
害虫駆除で売上37億ドル!「生物的需要」が駆動するローリンズの成長曲線が美しすぎる
Finboard

1964年、米国のビジネス史に残る買収劇がありました。放送・広告事業を営む小さな会社ローリンズが、害虫駆除大手のオーキン(Orkin)を6,240万ドルで買収したのです。

買収対象のオーキンは、当時のローリンズよりも大きな会社でした。借入金を活用して自社より大きな企業を飲み込むこの取引は、米国史上初のレバレッジド・バイアウト(LBO)として知られています。

買収されたオーキンは、1901年創業の老舗です。創業者オットー・オーキンは殺鼠剤の訪問販売から事業を始め、「ラットマン」の異名で知られました。買収時点で既にオーキンは、全米29州に800拠点を構える業界の有力企業。一方のローリンズは、ラジオ局などを運営する地方のメディア企業に過ぎませんでした。