マクアケ、損保ジャパンと提携 製品事故の保険制度を提供
マクアケ
クラウドファンディングのマクアケは17日、損害保険ジャパンと提携しクラファンサイト「Makuake」でプロジェクトの事業者向けの保険制度を始めた。万一の製品事故に起因する金銭的な負担を軽減し、支援者への補償を円滑に進められるようサポートする。
このほど始めた「マクアケPL保険制度」は、事業者が国内外で提供する製品による事故(PL事故)の損害を補償対象とする。
プロジェクトの内容に合わせて国内もしくは海外で補償範囲を選択でき、応援購入総額に応じて保険料が変動する。プロジェクト終了後に応援購入総額から保険料が差し引かれ、保険責任期間は終了日から2年間となる。
これまでも事業者自身でPL保険を契約しているケースはあったが、保険料を負担し続けることが課題となっていた」(マクアケ)。また、海外での事故に備える「海外PL保険」は保険料が高く、個別加入を避ける事業者も多いという。