苦境続く「鳥貴族」が回復傾向に、決算から見る現状と成長戦略
Strainer
焼き鳥チェーン大手の鳥貴族ホールディングスが2022年7月期の決算を発表した。コロナ感染の状況に客足を大きく左右され、増収は確保したものの営業損益は2期連続で赤字に沈んだ。
ただ、既存店は回復傾向にあり今期(2023年7月期)の売上高がコロナ前(2019年7月期)の9割近くに復調する見通しを示している。
主力の「鳥貴族」の再成長に向け、新規出店も再開。地方都市など未進出エリアの開拓にも乗り出す。同業の買収も行い客層や出店地域の相互補完による売上拡大も狙う。
今回の記事では、決算から見る足元の状況と今後の成長戦略を紹介する。