パナソニック、月249ドルで「家族の問題」解決 Google元幹部が指揮、日本でも
Yohanaのサービス画面イメージ=パナソニック
パナソニックホールディングスの楠見雄規社長と松岡陽子(Yoky Matsuoka)執行役員がメディアの合同取材に応じ、松岡氏が米シリコンバレーで設立した子会社「Yohana(ヨハナ)」の企業理念と事業戦略を語った。
Yohanaは1年前、「家族の困りごと」を解決する月額249ドルの会員制サービスを米シアトルで開始。1000世帯以上が利用し、日本でも展開の準備に入っている。「暮らしのウェルビーイングを体現するサービスになる」(楠見氏)
共働きが一般化する一方、家事や育児、親の介護などが同時に求められる家族の現状について、松岡氏は「(全てをやり切るのが)不可能なところに辿り着いてしまった」と話す。
米名門大の教職、GoogleやAppleの副社長など世界的企業の要職を経て、パナソニックに入社した松岡氏。Yohanaを通じ、どのような価値の創造に挑戦しているのか。