2022年08月12日 14:00
第二新卒の転職支援に参入、ジンジブが語る高卒就職の現状とは
Strainer

高校生の就職支援を手掛けるジンジブ(大阪市)が、今秋にも高卒の第二新卒を対象とした転職・再就職の支援サービスを始める。

高校生の就活は基本的に、学校が斡旋する企業へ入ることがメインで一定期間は1人につき1社しか応募できないといった独自の慣習も多い。選択肢が少ないなか、わずか1ヶ月半で就職先を決めることがほとんどで、企業とのミスマッチが起こりやすい。

そのため高卒人材は入社後3年以内の離職率が4割前後と大卒よりも高く、就職支援サービスの少なさから、正社員としての再就職先の決定が難しいという課題を抱えている。

ジンジブは新卒就職から始まる「社会の入り口」だけでなく、転職・再就職にもサービス範囲を拡大し、高卒人材市場でのポジションをより強固なものにしていく考えだ。

現在、ジンジブで経営企画を担当する取締役の新田圭氏に、足元の市場状況や新サービスの特徴を聞いた。