任天堂が3日発表した2022年4〜6月期(1Q)の決算は、売上高が前年比5%減の3074億円だった。半導体不足で生産が伸びず、Nintendo Switchの販売台数が23%減の343万台と減速した。
2023年3月までの1年間では、Switchの販売台数が9%減の2100万台となる見通しだ。専用ソフトの販売も11%減の2億1000万本になるという。生産は「夏の終わりから秋にかけて徐々に改善する」としている。
Switchは2017年3月に発売され、情報サイトによる推計では国内販売が2500万台を超えた。すでに国民の2割が保有する計算だ。物価高騰による消費抑制もあり、販売減が見込まれる。