三菱商事の2022年4〜6月期(1Q)の純利益は前年比2.8倍の5339億円となり、3ヶ月間の利益として過去最高だった。石炭の需給逼迫で取引価格が上昇した恩恵を受けた。
コロナ蔓延などで、南アフリカやモンゴルなど石炭生産国の供給能力が低下している。価格高騰によって傘下の豪州原料炭事業が躍進し、「金属資源」領域の利益が3.9倍の2548億円にまで伸びた。