ダイキン工業の2022年4〜6月期(1Q)の売上高は前年比21%増の9677億円となり、2年連続で過去最高を更新した。大気の熱を利用するヒートポンプ式温水暖房の需要が欧州で急増している。
主力の空調事業は21%増の8892億円で、全体の92%を占めた。このうち、買収で販売網を拡充した米国は47%増、欧州が12%増。販売規模の大きい二大市場の大幅増収により、消費低迷などの影響を受けた日本や中国の減収を補っている。