「25年までに米国事業を本格展開」リーガルフォース角田社長
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AIを活用した契約書の審査・管理支援のLegalForce(リーガルフォース、東京都江東区)が海外展開に乗り出す。このほど、ソフトバンクグループ傘下のビジョン・ファンド2などから計137億円の資金を調達すると発表。まずは2023年度内に米国での市場調査を完了し、現地の法律ルールに則った審査支援サービスなどを投入する計画だ。現地企業や法律事務所との提携も視野に入れ、2025年までの本格的な事業展開を目指す。
主力の契約審査プラットフォームは、審査業務の生産性を上げられるとして支持され、国内での導入数は2000社を突破した。
ただ、米国などは日本よりも企業数が多く、契約に関するサービスの需要も大きいため「数年後も継続的な成長を続けるためには海外進出は避けられない」として、新たな市場の開拓を狙う。
契約リスクを可視化し「全ての契約リスクを制御可能にする」というミッションを掲げる同社の角田望社長に、今後の展望を聞いた。