「完全栄養食」で売上高430%増 ベースフード橋本CEOインタビュー
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食事1回分に必要な栄養素を全て含んだ完全栄養食「BASE FOOD」を手がけ、フードテック領域で注目を浴びるのがベースフード(東京都目黒区)だ。
2016年の設立で、麺製品「BASE PASTA」をはじめとした、栄養バランスの取れた主食を提供する。同社は「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに」をミッションとしている。
サブスクリプションモデルで成長し、2021年の売上高は前年比430%増と急伸した。2021年からはファミリーマートやナチュラルローソンなどコンビニエンスストアでの販売も開始。月間の定期購入者数は10万人に達している。
今年2月には、グロース・キャピタル「THE FUND」を引受先とする第三者割当増資と融資を合わせて、総額20億円を調達した。ベースフードの橋本舜CEOは「テクノロジーに対する投資をさらに強化する」と意気込む。
ベースフードは「健康インフラ」になれると宣言する橋本氏。どうやら同社は完全栄養食を作りたいだけではないようだ。こちらの記事では、ベースフードが思い描く“フードテックの未来像”を紹介する。