アリババ、成長鈍化で株価下落
Shutterstock
中国EC大手アリババグループは2月24日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は2,426億元(381億ドル、前年比10%増)だった。事業への投資コストがかさみ、営業利益は71億元(11億ドル、同86%減)。成長が鈍化したことを受けて、株価は一時大幅に下落した。
アリババグループは1999年にジャック・マー氏らが創業したEコマース。2008年にアリババジャパンを設立した。2014年にニューヨーク証券取引所に上場。中国国内ECのTaobaoや越境ECのAliExpress、決済サービスのAlipayなどを手がける。従業員約26万人。

2021年にアリババグループのサービスを利用した人は世界全体で12億8,000万人。このうち3億人が中国国外の利用者だ。ダニエル・チャンCEOは「複雑で変化しやすい環境だが、堅実に成長できた」と成果を強調。国際EC売上高は165億元(前年比18%増)に伸びた。
一方、主力の中国国内の小売が伸び悩んだ。原因について同社は「市場の鈍化と競争環境の激化」と説明する。
例年11月に実施するキャンペーンの取扱高が、昨年は過去最高の5,403億元に達したが、期待ほどではなかった。同社は、新興地域で利用者が増えていることを重視し、サプライチェーンを強化する方針だ。