2021年11月02日 16:42
中南米のデジタル銀行「Nubank」上場へ
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ラテンアメリカのデジタル銀行「Nubank」運営会社が近くニューヨーク証券取引所へ上場する。猛烈な成長を遂げており、ブラジルやメキシコで4,810万人ものユーザーを抱える。

重要な理由: 各国でチャレンジャーバンクやネオバンクと呼ばれる次世代型銀行が勃興している。中南米は既存の銀行サービスを利用できない層が多く、Nubankの台頭が注目されてきた。

創業は2013年。翌年に最初の製品「Nu Credit Card」をブラジルでリリースした。MasterCardブランドのクレジットカードで、発行申請から請求書まで、全てがアプリ内で完結。人気を博した。

Nu Holdings Ltd. 事業数値

2021年9月時点での月間アクティブ顧客は3,530万人(前年比90%増)。顧客全体(4,810万人)の73%が実際に使っているという、アクティブ率の高さが強みだ。

展開するクレジットカードやデビットカードによる総購入額(Purchase volume)は9か月間で294億ドル(前年比97%増)。預金額(Deposits)は81億ドル(同98%増)にのぼる。

アクティブ顧客あたりの月平均収益は4.1ドル(同5%増)、同じく一人あたりにかかるサービスコストは月に0.8ドル(同38%減)。利用を伸ばしながら収益性を高めることに成功している。

クレジットカードや個人ローンなどによる金利収入と、カード決済などに伴う手数料収入が主な収益源。7〜9月期の売上高は4.8億ドルを超え、前年比で208%増と猛烈に成長している。

詳しくはこちら: 世界有数のデジタル銀行「Nubank」が上場へ!中南米で月に3,530万人が利用