2021年10月29日 11:36
時価総額1,000億ドルのSaaS企業
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Atlassianが28日、2021年7〜9月期決算を発表。売上高は6.14億ドル(前年比34%増)と拡大が続く。営業損益は3,960万ドルの黒字だった。DXが叫ばれる時代、クラウド型への転換を本格化している。

重要な理由: Atlassianは「Jira」「Trello」などの生産性ツールを提供。ここ12か月の売上は22億ドルだが、高い成長期待を背景に時価総額1,000億ドルを超える。

アクティブな顧客数は216,500件(前年比30%増)で、この四半期に11,746件の純増。新たな顧客は99%がクラウド版を利用する。今回から開発者一人で使うユーザーを除くなど、新しい顧客指標に変更した。

Atlassian売上構成

クラウド売上は3.18億ドル(前年比53%増)。サブスクリプション収益自体では4.4億ドル(同57%増)で、そのうちデータセンター収益が68%伸びた。

セキュリティソリューション提供の「Snyk」との提携を深め、同社のシリーズF調達に参加。JiraやBitbucketなどAtlassianの開発者向けツールと連携し、ソースコード内の脆弱性をリアルタイムに発見できる。

2018年来のCFOであるJames Beer氏が2022年6月に退任。外部から新CFOを見つけるべく、探索を開始した。Anu Bharadwaj氏をCOO、Joff Redfern氏をCPOに昇進させるなど人事面には動きがある。

Atlassianについては、最近特集記事をアップしている。ぜひチェックしていただきたい。