2021年10月06日 12:47
銀行の手数料引き下げ競争
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Strainer

日本の銀行の間で、振込手数料の引き下げ競争が本格化している。

三菱UFJ銀行は10月1日より「他行あて」の振込手数料を引き下げ。インターネットバンキングでは3万円未満の送金について220円から154円に、3万円以上では330円から220円へと変更された。

メガバンクだけではない。住信SBIネット銀行(個人)は他行あての振込手数料について「一律77円(税込)」に引き下げ。楽天銀行やPayPay銀行、ソニー銀行やイオン銀行なども、10月1日から一斉に手数料の改定に動いている。

背景にあるのが、「全銀システム」が銀行間手数料を統一したことだ。全銀システムは日本全国の銀行を結ぶインフラだが、40年以上も手数料が据え置かれてきたとして是正を促されていた。

その経緯や足元の問題について、こちらの記事でご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。