加速する2つの領域
Strainer
Amazonの成長鈍化が鮮明だ。パンデミックの特需は一巡し、主力のEコマース事業が減速。2Qの売上高は直近3年間で初めて市場予想を下回った。
そんな中、成長が加速した領域が2つある。1つ目が「AWS」だ。大口顧客の獲得が順調で、グループ全体の営業利益の54%を稼ぎ出した。
もう1つは「広告事業」で、前年比の増収率は実に87%。コマース領域での圧倒的なデータ量を武器に、デジタル広告市場のシェアでGoogleとの差を縮めている。
7月に創業者のジェフ・ベゾスがCEOを退任し、新体制になったばかりのAmazon。その現況について、先日の記事でご紹介した。是非チェックしていただきたい。