Amazon 2Q決算:EC特需は一巡、加速するAWSや広告事業に注目
Amazonが現地時間の7月29日、2021年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比27%増の1131億ドル、営業利益は同じく31%増の77億ドルとなった。
業績拡大は続くものの、昨年に受けたパンデミックによる追い風は一巡。成長率は落ち込み、翌四半期以降も鈍化が続くとの見通しを示した。株価は時間外で一時7.5%安まで売られた。
その一方、クラウドサービス「AWS」や広告事業など成長が続く領域もある。これらの増収率は、むしろ直近数四半期から加速している。
7月には創業者のジェフ・ベゾスが退任、アンディ・ジャシーがCEOに就いた。新体制になったばかりのAmazonは足元で一体どのような状況にあるのだろうか。決算報告の中身から紐解いていこう。