電子契約SaaSを展開するDocuSignが9月3日に発表した2020年5〜7月期決算は最終損益が6,456万ドルの赤字だった。
DocuSignと言えば、パンデミックで大きな追い風を受けた企業の一つだ。「電子契約」というカテゴリのパイオニアで、長きにわたって安定した成長を続けてきた。 2020年からのコロナ禍では成長が加速したが、その後は鈍化した。市場からの評価は厳しく、株価はピーク時の五分の一以下に下落。前CEOダン・スプリンガーは辞任し、マギー・ウィルダロッター会長が暫定CEOの座についた。 やがて連れてこられたのが、新CEOのアラン・チューエセンだ。チューエセンは決算コールの場で「事業の転換が遅かった」と旧経営を両断。一方、電子契約というカテゴリには「次の段階」があるとアピールした。