「ラクーンHD」決算:新型コロナでマスク受注が急増、海外取扱高が拡大

「ラクーンHD」決算:新型コロナでマスク受注が急増、海外取扱高が拡大

ラクーンホールディングス

後払い決済「Paid」などを手がけるラクーンHDが3Q決算を発表しました。

3Q累計での売上高は25.3億円(前年比+17%)、営業利益は5.3億円(34%)。利益率は前年より向上しています。

ラクーンHDは、「EC事業」「フィナンシャル事業」が2つの軸。売上構成をみると、フィナンシャル事業の売上が前年比+30%と牽引しています。

もう1つ興味深いのは、EC事業の増収率も+8.3%と加速していること。足元で何が起こっているのか、決算資料を紐解いてみましょう。

グループ全体の保証残高は710億円に

まずは、売上拡大が大きいフィナンシャル事業の動向です。

ラクーンHDのフィナンシャル事業では「T&G売掛保証」「URIHO」「Paid」など、事業者向けの保証サービスが中心。このほか、前年3Qに買収した家賃保証「ALEMO」が乗っかっています。

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