米国ストリーミング「Roku」決算:株価は一時急落もプラットフォーム売上1.8倍

米国ストリーミング「Roku」決算:株価は一時急落もプラットフォーム売上1.8倍

ロク

有料ストリーミングを一括管理できる端末を提供する「Roku」が、急成長を続けています。

売上高は前年比で1.5倍に拡大し、2019年には11.3億ドル。一方で営業損失は△6,506万ドルと、赤字幅を拡大しました。4Q売上も前年比+49.1%と、高成長は直近まで続いています。

Rokuの売上は大きく2つに分類されます。1つは、端末販売からなるプレイヤー(Player)売上。もう1つが、動画配信プラットフォームとしての(Platform)売上です。

つい2年前までは端末販売が売上の半分以上を占めていましたが、今はすっかりプラットフォーム売上がメインになりました。こうしてみると、ものすごい成長率です。

アメリカでは「コードカッティング」と呼ばれる、既存の有料テレビ局を解約してストリーミングに流れる動きが続いています。直近ではAmazonやAppleなど巨大企業との競争も激化する中、どんな取り組みを進めているのか整理しましょう。

アクティブ利用者は3,690万

まず確認したいのは、Rokuのトップライン(売上)と事業KPIの関連性です。

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