アーム決算:ライセンス収入50%増、自社チップの売上見通しは最大20億ドルへ

Arm Holdings Limited

英半導体設計大手のアームが11月4日、2026年7〜9月期の決算を発表。アームはCPUの設計図を半導体メーカーにライセンス供与し、契約時のライセンス料と、チップの出荷数に応じたロイヤルティを受け取る構造。その設計はスマホからデータセンター、自動車まで幅広い分野で採用されています。

同四半期にパートナー企業が出荷したアーム搭載チップは前年から15億個増え、初めて四半期で100億個を超えました。売上高は前年比27%増の14.4億ドル。調整後営業利益は37%増の6.38億ドルで、調整後営業利益率は前年から3ポイント上昇して44.2%となりました。

レネ・ハースCEOは決算説明会で「一つの優れた事業が、二つの優れた事業になりつつある」と語りました。従来の設計図ビジネスに加え、自ら設計して販売するデータセンター向けチップの事業が立ち上がるためです。10〜12月期の売上高は15.4億ドル(±0.5億ドル)で、前年比約24%の増加を見込んでいます。

ライセンス収入50%増、AI需要は「まったく減速していない」

ライセンス・その他収入は前年比50%増の7.73億ドルでした。7〜9月期として過去最高で、四半期としても過去2番目の水準です。ジェイソン・チャイルドCFOによると、ライセンス収入は会社の想定を約1億ドル上回りました。長期契約でアームの技術を利用したいという顧客の動きが加速したためです。

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または

この記事に登場する企業

人気記事