アップル、ターナス新CEOの初決算で過去最高 メモリ高騰とSiri AIが次の焦点

Apple Inc.

アップルが11月2日、2026年7〜9月期の決算を発表。売上高は1145億ドルで前年比12%増となり、7〜9月期として過去最高を更新しました。純利益は307億ドルで前年比14%増。2026年9月期の通期売上高は4788億ドルで前年比15%増となり、売上高とEPSのいずれも過去最高でした。

今回は、ジョン・ターナスCEOが就任後初めて臨んだ決算です。ターナスCEOは直近の新製品発表期間を「当社の歴史で最も実り多い時期の一つ」と総括。9月には初の折りたたみ型「iPhone Duo」と「iPhone 18 Pro」を投入し、10月にはタッチ操作に対応した新しいMacBook Proを発表。新しいAIアシスタント「Siri AI」の提供も9月に始まっています。

一方で利益率を押し下げているのが、メモリ価格の高騰です。2026年10〜12月期の粗利益率は45〜46%と、7〜9月期の47.9%から低下する見通し。それでも会社は10〜12月期に前年比7〜10%の増収を見込み、「会社史上最高の四半期」になると言います。旺盛な需要と、部品コストやAI関連費用の増加が同時に進んでいます。

iPhoneとMacがけん引、中華圏も急回復

2026年7〜9月期の製品売上高は829億ドルで、前年比12%増。iPhoneは576億ドルで17%増となり、供給制約と為替の逆風を抱えながら7〜9月期の過去最高を記録しました。Macは108億ドルで24%増。ターナスCEOによると、iPhoneの買い替え需要は米国、中国本土、インドで7〜9月期の過去最高でした。

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