スタバの抹茶が10億ドル事業に。午後は「ほぼ全員コールドフォーム」

スターバックスの決算説明会で、経営陣が最も熱を込めて語ったのはコーヒーの話ではありませんでした。2026年7〜9月期の米国の既存店売上高は7.7%増と5四半期連続のプラスでしたが、ブライアン・ニコルCEOが強調したのは、午後に何が売れ、店で人がどう働いているかです。再建計画として始めた「Back to Starbucks」は、同氏の言葉を借りれば「成長計画」に変わりました。

好調の中身は、コーヒーチェーンの常識といくつかの点でずれています。午後の主役はもうラテではなく、効率化の答えは人減らしではなく、出店を絞りながら店を閉めています。その三つのずれを、経営陣は何が売れ、どう働き、どの店を残すか、という順に説明しました。

午後の主役は抹茶とコールドフォーム

スターバックスの午後は、コーヒーではなく抹茶で動き始めています。2026年7〜9月期の決算説明会で、キャシー・スミスCFOは抹茶が年間10億ドルを超える事業に育ったと明かしました。しかも注文のほぼすべてに泡状のミルク「コールドフォーム」が乗り、午後に求められる一杯になっているといいます。昼下がりの定番がホットのラテだった時代は、過去のものになりつつあります。

抹茶はもともと、シンプルな一杯として始まった商品でした。スミスCFOは「今ではほぼ全員がコールドフォームを乗せる」と語り、前年比で大きく伸びていると説明しています。ブライアン・ニコルCEOも、顧客は冷たい飲み物に移っており、その分サイズも少し大きくなると続けました。抹茶に限らず、コールドブリューやアイスアメリカーノに泡を足す注文が、午後の売上を押し上げています。

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