Nikeが2026年6〜8月期の決算を発表しました。売上高は前年同期比4%減り、通期ではさらに大きな減収を見込みます。ただ、エリオット・ヒルCEOが語ったのは不振の弁明ではありません。人気商品を自分の手で減らしている、という説明でした。
同じ会社の中で、競技用の商品は伸び、街履きは沈んでいます。中国では、悪い数字の後に「もっと悪くなる」という予告まで出ました。売上を削ってまで、Nikeは何を取り戻そうとしているのでしょうか。
人気スニーカー「Dunk」の売上が、3カ月でほぼ半分になりました。売れなくなったのではありません。Nikeが計画して減らしたのです。看板ブランドのJordanでも、復刻モデルの発売数と頻度を絞ります。出しすぎて薄れた特別感を取り戻すための、狙った減収です。