AI向けのデータセンターをめぐり、巨額の先行投資を競う動きが続いています。その機材を組み立てる側にいながら、工場への投資を小さく抑えたまま急成長している会社があります。AIサーバーから注射ペンまで作る製造受託のJabilです。
2026年6〜8月期の売上高は前年同期比29%増えました。質疑では、この成長を資金調達なしで続けられるのかという問いが出ています。経営陣の答えは、工場の建て方と顧客との付き合い方の両方に及びました。
Jabilは、AI特需で急成長しながら、設備投資を驚くほど軽く抑えています。売上高に対する比率は1%台です。工場を増やすのは、顧客が発注を約束した分に限っているからです。建ててから客を探すのではなく、客が決まってから建てています。