Klarna、取扱高予想を下げて利益予想を上げる——1ドルの「重み」が増すBNPL

Klarna Group plc

買い物代金をいったん立て替え、加盟店からの手数料や分割払いの金利で稼ぐ——後払い決済(BNPL)大手のKlarnaは、そんなビジネスを世界26市場で展開しています。2026年4〜6月期は、扱った買い物の総額が18%増だったのに対し、そこから同社の手元に残る粗利は42%増加。同じ量から、より多くの儲けを生む決算でした。

ニクラス・ネグレンCFOは「私たちが処理する取扱高1ドルは、1年前よりも価値が増している」と述べました。金利収入の乗る大型の分割払いや会員費など、利幅の厚い稼ぎ方の比重が高まり、買い物1ドルあたりの実入りが着実に増えているのです。

一方で同社は、最大市場ドイツの消費減速を理由に、通期に扱う買い物総額の予想を引き下げました。ところが利益側の予想は逆に引き上げており、量の下方修正と利益の上方修正が同じ日に並ぶ、異例の決算発表となりました。

扱う量が計画を下回っても、なぜ儲けの見通しは上がるのか。鍵を握るのは、急速に立ち上がる米国と、買い物の量に縛られない新しい収益です。Klarnaは「量」に頼らず、何で稼ぐ会社になろうとしているのか——。

最大市場の失速、それでも強気

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または

人気記事