「アークテリクス」や「サロモン」、「ウイルソン」を傘下に持つアメア・スポーツが、2026年4〜6月期の決算を発表しました。売上高は前年比32%増と高い成長が続き、利益率も大きく改善。好調を受けて、通期ガイダンスを再び引き上げています。
決算説明会でジェームズ・ジェンCEOは「3つの主要成長エンジンは、いずれもまだ比較的小さく、成長余地が非常に大きい」と強調しました。世界的に消費の減速が語られるなか、全部門・全地域・全チャネルが2桁成長を達成するという、逆風を感じさせない内容です。
なかでも勢いが際立つのがサロモンです。山岳スポーツ用品の名門が生んだスニーカーは世界的に需要の変曲点を迎えつつあり、ニューヨーク五番街には北米初の旗艦店を開業。世界的な歌手・女優のジスをグローバルアンバサダーに起用し、パリ・オペラ座との異色の提携にも踏み出しました。

雪山や登山の道具で名を上げたブランド群は、どうやって都市の消費者を掴もうとしているのでしょうか。