米ServiceNowが7月22日、2026年4〜6月期の決算を発表しました。サブスクリプション売上は38.8億ドルで、恒常為替ベースの前年比23%増。会社ガイダンスの上限を1.5ポイント上回りました。非GAAPの営業利益率は29.5%で、こちらも会社予想を3ポイント超えています。
新規契約のうち100万ドル超の案件は123件で、前年比40%増でした。AI関連製品のACV(年間契約額)は10億ドルを突破しています。2026年末までに15億ドルという目標を上回るペースです。既存顧客の更新率は98%でした。

ビル・マクダーモットCEOは冒頭、7年前の決算説明での議事録を持ち出しました。当時掲げた「21世紀を定義するエンタープライズソフトウェア企業になる」という宣言に対し、「私たちは、自分たちが宣言してきた通りの会社です」とアピール。ただ、この決算の読みどころは好業績そのものではありません。
経営陣はこの日、AIエージェントの実運用状況、その統治、ソフトウェアの課金モデル、LLM(大規模言語モデル)の位置づけについて、踏み込んだ発言を重ねました。エンタープライズAIの現在地を映す一次情報が、随所に埋まっています。