ゲーム制作プラットフォーム大手のUnityが7日に発表した2026年第1四半期決算は、主力事業の売上が前年比35%増の4.33億ドルとなり、過去2年で最高の利益率を記録しました。同時にUnityは、2026年第4四半期にGAAPベースで純利益の黒字化を達成する見通しも示しました。

「売上と利益の両方で急成長しながら、当社史上最も野心的な製品開発を進めている」。Bromberg CEOはこう述べ、AIへの大規模投資を続けながらも収益性が大きく改善している現状を強調しました。
牽引役は広告事業です。広告など収益化を支える「Grow(グロウ)」事業の売上は2.79億ドル(前年比49%増)と、ゲーム制作ツールの「Create(クリエイト)」事業(1.54億ドル、同15%増)を大きく上回りました。第2四半期もGrowは前年比50〜52%の成長が見込まれています。
注目すべきは、ゲームエンジンの会社という看板の裏で、AIが事業構造そのものを書き換え始めていることです。広告事業を駆動してきたAIが、いま本業のゲーム制作ツールにも進出し、収益の重心が静かに移っています。Unityはいま、どんな会社に変わろうとしているのでしょうか。