Norfolk Southern、「米史上初の大陸横断鉄道」誕生前夜——承認を待たずに動き出した業界再編

Norfolk Souther Corporation

米国東部の貨物鉄道大手であるNorfolk Southern(NSC)が4月24日に発表した2026年第1四半期決算は、売上が前年同期並みで横ばい、調整後EPSは2.65ドルとなりました。調整後営業費用率(OR)は68.7%で、前年同期から80ベーシスポイント(0.8ポイント)悪化しています。

マーク・ジョージCEOは決算電話会議で「データの厚みが格段に増した」と述べ、4月30日に控える合併申請の再提出への自信を示しました。2025年に発表した西部の貨物鉄道大手ユニオン・パシフィック(UP)との合併が承認されれば、長年にわたり東西に分かれてきた米国の貨物鉄道網を初めて1社でつなぐ、史上初の大陸横断単一鉄道が誕生します。

株価・出来高チャート

四半期全体の取扱量は前年比1%減でしたが、輸送1単位あたりの収益(RPU)は同2%増となりました。第1四半期は冬の悪天候がネットワーク全体に広く影響し2月の輸送量を圧迫したものの、3月には急速に回復した格好です。

4月30日には合併申請の再提出が控えます。承認の可否はまだ見えませんが、その裏側で業界はすでに動き始めていました。

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