アメックス(AXP)が4月23日に発表した2026年第1四半期決算は、売上高が前年比11%増(為替調整後10%増)、GAAPベースのEPSは4.28ドル(前年比18%増)と好調な着地となりました。カード会員消費は前年比10%増と過去3年で最も高い伸び率を記録し、マクロ環境の不安定さが語られる中での記録更新となっています。
株価・出来高チャート
スティーブン・スクエリCEOは「プレミアム商品に対する強い需要とエンゲージメントが顧客層全体で続いている」と述べ、米コンシューマー・プラチナでは値上げ後もリテンション率を高水準で維持しながら消費成長が加速していると説明しました。
世界全体で新規カード獲得の7割超が年会費ありのプロダクトを選択し、国際部門(ICS)は為替調整後で前年比13%増と20四半期連続の2桁成長を維持しました。一方で足元の航空消費は中東情勢の影響で一時軟化するなど、マクロ環境の揺らぎも併存しています。
値上げを受け入れた顧客はどう動き、新規入会をけん引しているのはどの層か。逆風下でも崩れなかった消費は何に支えられているのか——Q1決算には、これらの問いへの答えと、アメックスが次に打つ一手までが織り込まれています。