米半導体製造装置大手のラム・リサーチが発表した2026年1〜3月期決算は、売上高が3四半期連続で過去最高を記録しました。世界的な人工知能(AI)需要の急拡大を背景に、同社が提供する半導体製造設備への投資が活発化していることが業績を牽引しています。
決算会見において同社CEOは、データセンター向けメモリの出荷ビット数が今年(2026年)、PCとスマートフォンの合計を上回る見通しであることを明らかにしました。AIが処理する膨大なデータを保存・作業するため、半導体の構造がより複雑化しており、これが古い設備の入れ替え需要や新たな装置の受注を生み出しています。

業界全体の設備投資見通しも上方修正される中、同社経営陣は2027年に向けてさらなる事業機会の拡大を見込んでいます。本記事では、過去最高の業績を後押しした具体的な需要動向と技術的背景に加え、今後の成長に向けた投資計画や顧客動向の変化について、決算会見での発言をもとに解説します。