Monday.com(MNDY)といえば、いわゆる「仕事管理ツール」を扱う代表的ソフトウェア企業の一つ。プロジェクトの進捗管理やタスクの割り振り、CRM、サービスデスクなど、企業の日常業務を支えるプラットフォームとして25万社以上に利用されています。
直近の2025年12月期は売上高12.3億ドル(前年比27%成長)、営業利益率14%と、成長と利益を両立させてきました。ところが2026年2月、同社は以前に掲げていた2027年の売上目標を撤回しました。

その理由はシンプルで、これまでの成長を支えてきたセルフサーブの集客モデルが機能しなくなりつつあるため。ChatGPTやClaudeといった生成AIの普及により、ユーザーがGoogle検索を経由してSaaS製品にたどり着くという従来の導線が細りつつあります。
AIは製品の競合であると同時に、集客チャネルの破壊者でもある——この二重の圧力が、好業績の裏側で静かに進行しています。本記事では、2025年10〜12月期の決算をもとに、Monday.comがこの構造変化にどう向き合おうとしているのかを整理します。