BitcoinマイニングからAIインフラへ ― Bitfarms(Keel Infrastructure)が「リース締結」という境界線を待つ理由

Bitfarms Ltd.

従来のBitcoinマイニング事業から転換したBitfarmsは、2026年4月1日に本社を米国へ移し、社名をKeel Infrastructureへ変更します。

FY25は2.2GW(ギガワット)のHPC・AI向けパイプラインを整え、5.88億ドルの転換社債で5.2億ドルの流動性を確保した一年でした。

しかし改名当日時点でリース契約はゼロ。

経営陣自身が示した「2027年確保容量1MWあたり1.9百万ドル」のピア比較を起点に、リース署名前後で開発業者の評価が2〜3倍に跳ねる構造を読み解きます。

なお本稿で言う「リース契約」とは不動産賃貸ではなく、データセンター開発業者がAWSなどの大規模クラウド事業者(ハイパースケーラー)に施設の電力容量を10〜15年単位で長期提供する契約を指し、売上源泉であると同時にプロジェクト建設資金を引く担保にもなる、財務構造の起点です。

改名当日にリースはなかった ― Keelが残した「最後の一線」

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