カーニバル、「新造船に頼らない成長」を宣言——中期計画PROPELが描く140億ドル還元の設計図

Carnival Corporation

カーニバル・コーポレーションは2026年度第1四半期決算を発表し、売上高は前年比6.1%増の61.7億ドル、1株当たり利益(EPS)は0.20ドルと12月時点のガイダンスを0.03ドル上回りました。純利益は2.75億ドルで前年比55%超の増加となり、売上高・純イールド・営業利益・EBITDA・顧客デポジットのいずれも第1四半期として過去最高を更新しています。

ジョシュ・ワインスタインCEOは「予測困難なマクロ経済・地政学的背景のなかでこの成果を達成していることが、当社のポートフォリオに対する需要と、長期戦略を実行するチームの能力を物語っている」と述べました。同社は新たな中期計画「PROPEL」を発表し、2029年までにEPS50%超の成長、ROIC(投下資本利益率)16%超、営業キャッシュフローの40%超にあたる約140億ドルの株主還元を目標に掲げています。

CCLの株価・出来高チャート=Finboard

記事ではワインスタイン氏とデビッド・バーンスタインCFOの発言を中心に、PROPELの構造と今回の決算のポイントを整理します。

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