「AI需要」や「省人化投資」など!直近3ヶ月で株価が上昇した電気機器メーカー5社から見る好調の背景

コニカミノルタ

本記事では、直近3ヶ月の間に株式市場で評価を高め、株価が上昇基調にある電気機器メーカー5社を紹介します。今回取り上げる企業群に共通して見られるのは、世界的なトレンドとなっている「特定の需要」を捉えている点です。拡大するAI・半導体市場に向けた高機能デバイスや、労働力不足を背景とした省人化投資に伴う制御機器、さらには堅調な米州市場のインフラ需要など、強力な追い風を受ける市場でシェアを伸ばしています。各企業の直近のパフォーマンスと株価変動の背景にある事実を確認していきましょう。

半導体回復と円安「ヨコオ」

まず1社目は、微細精密加工技術を核にグローバル展開するヨコオ(6800)です。1922年の創業以来、ラジオのロッドアンテナ製造で培った技術を応用し、現在では自動車、半導体、医療という異なる先端分野へ事業領域を拡大。進化する市場ニーズに合わせてコア技術を柔軟に展開させてきた歴史を持ちます。

同社の事業ポートフォリオは、自動車用通信機器の「VCCS」、半導体検査用デバイスの「CTC」、医療機器・民生用コネクタの「FC・MD」、そして新規市場を創造する「インキュベーションセンター」などのセグメントで構成されています。中でもCTC事業は、半導体の微細化・高機能化に伴い重要性が増しており、同社の収益を支える成長ドライバーとしての地位を確立しています。

期間中の株価は、11月中旬に大きく変動しました。10月27日に台湾CHPT社との資本業務提携を発表した後、11月11日に第2四半期決算を開示。中間純利益は前年同期比131.7%増の13億3200万円で着地しました。

同日発表された通期業績予想の修正では、営業利益を従来予想比33.3%増の40億円へ引き上げました。修正の理由として、同社は為替が想定より円安で推移したことに加え、CTC事業において半導体市場の回復基調により受注が想定を上回る見込みであることを挙げています。

米州受注が2割増「IDEC」

2社目は、産業用スイッチや制御機器の大手メーカーであるIDEC(6652)です。今期で創業80周年を迎えた同社は、「人と機械の最適環境を創造する」という企業理念のもと、工場などで使われるスイッチや表示灯、緊急停止ボタンといった「HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)」製品をグローバルに展開しています。

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