本記事では、直近3ヶ月の間に株式市場で評価を高め、株価が上昇基調にある電気機器メーカー5社を紹介します。今回取り上げる企業群に共通して見られるのは、世界的なトレンドとなっている「特定の需要」を捉えている点です。拡大するAI・半導体市場に向けた高機能デバイスや、労働力不足を背景とした省人化投資に伴う制御機器、さらには堅調な米州市場のインフラ需要など、強力な追い風を受ける市場でシェアを伸ばしています。各企業の直近のパフォーマンスと株価変動の背景にある事実を確認していきましょう。 半導体回復と円安「ヨコオ」 まず1社目は、微細精密加工技術を核にグローバル展開するヨコオ(6800)です。1922年の創業以来、ラジオのロッドアンテナ製造で培った技術を応用し、現在では自動車、半導体、医療という異なる先端分野へ事業領域を拡大。進化する市場ニーズに合わせてコア技術を柔軟に展開させてきた歴史を持ちます。
2016年3月期の売上高は1兆317億円、税引前利益580億円。 事業セグメントとその概要は次の通り。