ステーブルコインから生成AI、米価上昇まで!8月の株価上昇企業5社から世相を概観

デジタルホールディングス

今回の記事では、2025年8月の東証プライム市場で大幅に株価が上昇した企業のうち5つを紹介します。面白いもので、株価上昇企業にはしばしばその時の「世相」が表れます。「どんな会社があるのかな」と気軽にお読みください。

Web3領域への参入を発表「アステリア」

まず一社目は、ソフトウェア開発を手がけるアステリア(3853)です。1998年に設立され、2002年には早くもノーコードツールである「ASTERIA R2」を発売。2007年には東証マザーズ市場(当時)への新規上場を果たしました。

現在のアステリアが主力とするのは、ノーコード技術で業務の自動化を支援するデータ連携ツール「ASTERIA Warp」。国内EAI/ESB製品市場で18年連続シェアNo.1を保っていると言います。

そんなアステリアは8月21日、主力製品と日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」をノーコードで連携させることを発表。同社の株価は8月前半にかけては650円を挟む静かな展開でしたが、月後半にかけて株価は一時2,000円以上へと高騰しました。

米価上昇と駆け込み需要が重なる「井関農機」

次に紹介するのは、農業機械専業メーカーの井関農機(6310)。1926年に「井関農具商会」として創立した老舗企業で、トラクタや田植え機、コンバイン、コイン精米機などを取り扱っています。

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