中国版スナップチャットではない位置情報ベースのSNSを提供するMomoの事業

Momoは2011年8月に公開されたロケーションベースのモバイルアプリを提供する企業。ソーシャルネットワーキングの他に、エンタメプラットフォームとしての機能も提供しているという。

会社ホームページ

(トリンドルっぽい人がいる)

ユーザー同士が短い動画やライブ・ストリーミングを通じて交流することができ、ロケーション情報を元に、近くにいる人やグループ、イベントなどを見つけることができる。これだけを聞くと、米国のスナップチャットと近そう。

創業者はヤン・タンで、初期メンバーの多くはネットイーズ、シナ、フェニックス・ニュー・メディアなどの中国の巨大インターネットカンパニー出身のようだ。


事業の経緯

2011年:創業

8月にiOSアプリをローンチ。12月にはアンドロイド版も。

2012年:登録ユーザー2250万人に

2月には「中国で最もバズったアプリ」に選定される。10月にロケーションベースのグループ機能を追加。

評価額1億ドルでシリーズBの資金調達を実行。

2013年:登録ユーザー8423万人に

近くの人とのメッセージボードや友人フィード機能を1月に追加。

プレミアム会員機能やステッカー・ショップを6月に追加。

2014年:ナスダック上場

ショートビデオや「消える」画像を3月に、アプリ内ゲームを4月に追加。

12月には月間アクティブユーザー数6930万人に達し、ナスダックに上場。

2015年:MAU7810万人

1月にはギフティング・サービスを追加。

2016年:ライブストリーミング機能を追加

また、新しいショートビデオ機能「モーメント」も追加。


会社の経緯を見てもやはりスナップチャットっぽい。これはアプリのインターフェイスを見なくてはと思ってたら、AppStoreにあった。


サンプル動画を再生すると次のようなインターフェースが見られる。

こういう感じでロケーションベースで他のユーザーだったり、イベント、ライブストリーミングなどが見られるみたい。

ライブストリーミングではいわゆる「ギフティング」、配信者のために購入したアイテムを送ったりできるみたい。

思ったより全然スナップチャットじゃない。むしろ日本でいうSHOWROOMとかの方が近い。ロケーションベースというのが違うけど。

業績

業績を見ると、すごく伸びている。スナップチャットと大きく違う点は黒字であること。ドルベースで報告されているので、売上500億円くらい。

収益の内訳もあったのでグラフにしてみる。

笑ってしまうようなグラフができた。2015年から始めたライブ動画による収益が一気に成長し、4億ドルに迫る主要な収益となっている。集客力のあるアプリが大きな収益源をゲットすると大化けする代表的な例だな。。

株価は4倍ほど増えて、時価総額は72億ドルに達している。

今後もこの成長が続くのか、続くとすれば何年続くのかが見所だと思う。

動画ストリーミング分野は類似プレイヤーもいるはずなので、そちらとの兼ね合いになる気がする。負けたら一瞬だろうし。。