AI活用に本腰の「Asana」競争市場で大企業からの需要をどう掴んでいるのか?

AI活用に本腰の「Asana」競争市場で大企業からの需要をどう掴んでいるのか?

Asana

生成AIが世界中で注目を集める中、SaaS企業でもAI機能を取り入れる動きが広まっている。そんな事例の一つとして、今回は「Asana」の近況に着目したい。

AsanaはFacebookの共同創業者でザッカーバーグの元ルームメイト、ダスティン・モスコヴィッツが設立。ソーシャルグラフから着想したデータモデル「ワークグラフ」を土台に、企業向けのプロジェクト管理ツールとして成長を続ける。

少し前までは赤字上等でアクセルを踏みまくり、成長銘柄の一つとして株式市場の人気を集めた。その後は市況の変化を受けて赤字幅を縮小。昨年末には従業員の9%を削減した。

売上増は続いているが成長率は鈍化し、市場からの評価は厳しい。株価は2021年末のピークに比べ約六分の一に下落。そして、今の水準が妥当とも言い切れない。

どんな企業にもプロジェクト管理のニーズはあるだけに、競争は熾烈だ。近年はMonday.comやSmartsheetも成長。Notionを代表とするノーコードツールも、競合の範疇にある。

そのような中でも彼らは、大企業向けでは「Asana一択」であると自信を見せる。それは一体どういうことなのか?今回の記事では、同社の近況について紹介する。

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